【話題】新潟・三条特産の和包丁、日本食ブームの欧米で人気 注文殺到で生産も追いつかないat NEWSPLUS
【話題】新潟・三条特産の和包丁、日本食ブームの欧米で人気 注文殺到で生産も追いつかない - 暇つぶし2ch1:出世ウホφ ★
09/04/02 14:21:20 0
健康志向や日本食ブームの影響で、欧米で和包丁が人気だ。世界的不況で輸出産業が落ち込む中、
刃物の街・三条市のメーカーには、生産が追いつかないほどの注文が舞い込んでいる。

今年2月13日、ドイツ・フランクフルトで開かれた世界最大の消費財見本市
「アンビエンテ・メッセ・フランクフルト2009」。86か国から4466社が出展、147か国から約14万人が来場した。

ナイフや包丁が並ぶキッチン用品展示ブースの一角に、三条の刃物メーカー10社の製品が並んだ。
三条商工会議所は2004年から、伝統の鍛冶技術を生かした海外向けブランド事業「SANJO?JAPAN」に取り組んでいる。
見本市出展は今年で5度目となる。中でも人気なのが和包丁。同商議所の鈴木秀俊産業振興課長は
「反応が大きい。リピーターが増えている」と手応えを語る。

出展した「タダフサ」(三条市東本成寺、1948年創業、従業員12人)では、海外からの注文がこの2~3年で急増した。
曽根忠幸・営業部長(32)は「健康食としての日本食人気の影響が強い。欧米では自分が気に入ったものを
クリスマスや誕生日にプレゼントする習慣があり、もらった人が今度は自分用に購入するケースも見られる。
生産が追いつかない」と語り、曽根忠一郎社長(65)も「おいしくて見た目も美しい日本料理には、
よく切れる包丁でないと駄目」と自信を見せる。

注文は、主にドイツや英国、米国などの商社からで、現在年間約2000丁を生産している。
価格帯は日本円で1丁8000~1万5000円が中心という。

課題は、販売後のメンテナンスだ。曽根営業部長は「和包丁は鉄と鋼が基本なのでさびてしまう。
『研ぐ文化』を教えていかなければならない。売りっぱなしでは、ブランドが維持できなくなる」と語る。

(2009年4月2日 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
今年2月、ドイツ・フランクフルトで開かれた世界最大の消費財見本市(三条商工会議所提供)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)


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