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★「北朝鮮、東京に核撃ち込む能力持つ」国際研究機関が報告書
・ブリュッセルに本部を置く国際研究機関「国際危機グループ」(理事長・エバンス元豪外相)は31日、
北朝鮮が核弾頭の小型化に成功し、「(中距離弾道ミサイル)ノドンが、すでに東京に核弾頭を
撃ち込む能力を持つ」とする報告書を発表した。
複数の情報筋の分析結果だとしている。
北朝鮮はこれまで、核の小型化に成功したと公表したことはないが、米国防情報局(DIA)は3月10日、
プルトニウムを原料とする核爆弾数発を弾道ミサイルに搭載できるよう小型化させた可能性があるとの
認識を示していた。
報告書は、米軍の情報として、日本を攻撃できるノドンの配備数を320基と分析。ただし、このうち
何発に核弾頭が搭載された可能性があるのかは記していない。また、米情報機関の話として、
北朝鮮が米軍機による爆撃を封じるため、中国国境付近にノドンの新たな基地の建設を続けている
兆候があるとしている。
「国際危機グループ」は1995年に創設され、英国のクリス・パッテン元香港総督、米国のピカリング
元国務次官らが役員を務めている。
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