09/04/04 08:47:05 kyEiTc7VO
日本では、全勤労者のうち半数近くの人が何らかの形で税金の恩恵を受けている。という試算があります。
つまり日本では全勤労者のうち約半数は、税金で仕事を作ってもらっているのです。
仕事というのは本来、財を増やすものです。
でも日本ではわざわざ財を削って仕事を作ってもらっている人が、全勤労者の半分近くもいるのです。
半分の人の仕事を作ってやるために、あとの半分の人は働いているのです。
たとえば、10人で孤島で生活をしているとします。
2人は老人で働けない。2人はまだ子供で役に立たない。
残りの6人のうち、食べ物を取ったり家を作ったり「実際に仕事をしている」のは、3人だけ。
他の3人は朝から晩まで穴を掘っては埋めるというまったく役に立たない作業を繰り返している。
つまり残りの3人は、仕事をしているフリをしているだけ。
そうなれば実際に仕事をしている3人は、10人分の働きをしなくてはならない。
それが今の日本の現状なのです。
「何のために仕事をするのか」という哲学的な疑問が最近流行していますが、
今の日本を見る限り、日本人は「仕事のために仕事をしている」というのが、本当のところでしょう。