09/04/02 11:52:47 rz8Eo5qa0
あたしベッキー。ロンドン生まれのロンドン育ち、24歳よ。
10歳の時、あたしは世界を馬に乗って旅したいんだって気づいたの。
最初の冒険は17歳の時。お父様には何年もかけてお願いしたわ。
教科書の代わりに日焼け止め持って、ヨーロッパ中を旅したの。
帰国後は大学で農学を専攻したわ。そして私の最初の馬を手に入れたの。
休みの日は、馬に乗って家に帰ったわ。自由を感じてウキウキしたわ。
馬に乗る中で、馬で旅することの苦労、そして喜びを知ったわ。
数年後、中国とチベットの国境を旅していたとき、一人の少女に出会ったの。
彼女はシルクロードの中心都市、カシュガルに向かうところだったわ。
あたしはカシュガルってマチを知らなかったけど、彼女から話を聞いて、
シルクロードを馬に乗って旅したら、どんなに素敵かしらって思ったの。
帰国したら、すぐにあたしは夢に向かって全力で走り始めたわ。
ロンドンの自宅を出発したら、どこを目的地にして進めばいいのか。
調べてみると、シルクロードの本来の終着点は日本の奈良だった。
そこからもう少し進むと東京。西洋と東洋の2大都市を結ぶ旅よ。
あたしは、ただ自分が馬に乗って旅するだけでなくて、旅を通じて
社会の役に立てることができないかって思った。あたしは普段、
家族を失った子供達のためのボランティア活動を楽しんでるから、
「子ども達の幸福への思い」と「乗馬の旅への情熱」を結びつけたの。
これまでの旅で得たスキルは、今回の旅の準備にとても役に立ったわ。
旅の途中で「SOSチルドレン村」を訪れるのを、心から楽しみにしてる。
それが子ども達の人生を豊かにすることになればと願ってるわ。
10歳の時、あたしが馬に乗って旅したいと思うきっかけを与えてくれた
世界を馬で旅して回る男の記事を、あたしは今も大切に持ってる。
あたしの冒険が、誰かに馬で旅する夢を与えることができたら最高よ。