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★風知草:模様眺めとは情けない=専門編集委員・山田孝男
・小沢一郎の涙の記者会見(24日)を見て思い出した本が2冊ある。「私は闘う」(野中広務、96年)と
「経世会死闘の七十日」(大家清二、95年)だ。ともに小沢のウソ泣きを活写している。
1992年夏、自民党竹下派(経世会)の会長だった金丸信は、東京佐川急便からのヤミ献金5億円で
政治資金規正法違反に問われ、東京地検から事情聴取を迫られていた。
金丸自身は応じてもいいと考えていたが、竹下派会長代行だった小沢が徹底抗戦を主張。派内は割れ
小沢は金丸から一任を取りつけようとする。それを見ていた金丸側近の野中(後に官房長官、自民党
幹事長)がこう書いている。
「小沢さんは金丸邸に来ては『私に任せてください』と言いながらさめざめと泣いたり、号泣したりした。
大の大人が本当にこれをやったのである。人情家の金丸さんは次第に小沢さんに問題をあずけて
しまう形になっていた。私は『ようあれだけうまいこと涙が出るな』と思い歯ぎしりしたが、どうしようも
なかった……」
覆面作家、大家清二の素顔は竹下派の取材が長かった時事通信の政治記者、田崎史郎(現同社解説
委員長)である。田崎は、小沢が泣いて金丸を口説き落とした場面をいっそう克明に描き、野中と同様の
解釈を示した上で、こう記している。
「小沢の政治行動が急転換するとき、小沢は決まって涙している。傲慢、豪腕と言われ、およそ涙とは
遠いところにいるように見える男が、人前で嗚咽するのである……」(>>2-10につづく)
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※画像:涙ぐむ小沢氏
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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