09/03/29 13:24:21 f6vIu8ul0
フィリピン人一家の場合は、偽造パスポートによる不法入国
叙々苑の場合は、合法に入国しており、その後のオーバーステイが違法となった
まずこの点で、フィリピン人一家との件とは別ものと考えるべき
不法入国の方が不法在留（オーバーステイ）よりも罪は重いが、法務大臣は、人道的な配慮から子供に対しては特別に在留を認めている。
次に叙々苑の個別具体的な事情を見てみると
合法に入国後、オーバーステイ
約２０年間不法就労
その間就労納税は納めている
滞在中に他の犯罪はおかしていない
違法状態をなくすために、入管に自主
現在は日本人従業員２０名の雇用状態を維持している
なお、在留特別許可がどのような場合に認められるかというと
入管法第５０条に規定する在留特別許可は，法務大臣の裁量的な処分であり，
その許否判断に当たっては，個々の事案ごとに，在留を希望する理由，家族状況，生活状況，素行，内外の諸情勢その他諸般の事情に加え，その外国人に対する人道的な配慮の必要性と他の不法滞在者に及ぼす影響とを含めて，総合的に考慮するとし、
その対象には不法在留者なども含まれている。
つまり、法律手続きにより、違法状態を解消できる、そういう制度。
法務大臣は、叙々苑に、在留特別許可を与えず、強制退去処分とした。
しかし地裁は、おそらく 人道的な配慮という点を考慮し、本判決に至ったと思われる。
地裁判決には、一家は善良な市民として生活の基盤を築き、帰国を強いるのは人道に反する」と処分を取り消した不法残留イラン人一家の訴訟もある。
なお逆転敗訴している。
日本の判決は外国人に対して差別的な傾向が続いている（同じ犯罪でも外国人の場合は刑が特に重い）が、地裁レベルではその流れが変わりつつあるとも読み取れる。
で、お前らは当然、イラン人一家の地裁裁判長にも罷免を要求するんだよな？
なんか相手がチョンだからって、感情的になってるとしか思えない。
あからさまな釣りにマジレスしてみた。