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★「無罪勝ち取る」「自ら判断を」=小沢氏進退で発言相次ぐ-民主
・続投が了承された小沢一郎民主党代表の進退について、民主党内では28日も、発言が相次いだ。
鳩山由紀夫幹事長は山口市で街頭演説し、政治資金規正法違反罪に問われた小沢一郎代表の
公設秘書の裁判に関し「必ず白(無罪)を勝ち取る」と強調。その上で「私たちは重い十字架を背負う
ことになったが、正義の十字架だ。民主党を信じていただき、新しい日本を造り上げていこうでは ないか」と訴えた。
大分市で講演した岡田克也副代表は、小沢氏の進退について「代表がこの困難な中で、先頭に
立って政権交代を目指す決意をされた以上、そのことは最大限尊重されるべきだ」と述べ、
小沢氏の判断を重視する意向を表明。会場から「代表は黒子に徹すべきだ」として岡田氏らへの
交代を望む意見も出たが、岡田氏は「小沢代表の下でしっかり支えながら頑張っていきたい」と語った。
一方、小沢氏と距離を置く仙谷由人元政調会長は高松市で講演し「(小沢氏は)そろそろ下駄を国民や
党員に預けるのではなく、自ら判断しなければいけない時期が近づいている」と指摘。参加者からは
「代表を許す民主党は甘い」と辞任を求める声が上がった一方、「小沢氏を降ろせという人は
減っている」との意見も出された。
また、前原誠司副代表は京都市での会合で「代表を続けて政権交代まで自分で引っ張っていくなら、
国民のもやもや感を払しょくする努力をすべきだ」と注文を付けた。枝野幸男元政調会長はテレビ朝日の
番組で「(27日の代議士会は)続投を了承するもしないもない。単に説明を聞いたにすぎない」と述べた。
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