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愛知県半田市の市立中学校で、１年生の男子生徒１１人が、担任で妊娠中の女性教諭を「流産させる会」をつくり、
この女性教諭の給食に異物を混ぜるなど悪質な嫌がらせを繰り返していたことが２８日、わかった。
同市教育委員会によると、嫌がらせを受けたのは３０歳代の女性教諭で、当時は妊娠５か月～６か月。
１１人の生徒は席替えに対する不満や、部活動で注意されたことの腹いせに、１月末頃から、
チョークの粉などを女性教諭の車に付けたり、いすの背もたれのネジを緩めて転倒させようとしたりするなどしていた。
２月４日には、殺菌や食品添加物などに使われるミョウバンを、理科の実験の際に持ち帰り、
教諭の食べる給食のミートソースに混入。女性教諭は気付かずに食べたが、体に異常などはなかった。
嫌がらせを見かねた生徒たちが、別の教諭に知らせて発覚。同校は同月下旬、
関与した生徒と保護者を呼んで注意した。生徒は反省の態度を示しているという。
女性教諭は「非常にショックを受けた。自分も生徒に対する指導の仕方に問題があったのかもしれない」と話し、
同校校長も「残念な出来事で、２度と起こらないように指導していきたい」としている。
3月28日12時48分配信 読売新聞 中１が担任「流産させる会」…給食にミョウバン、いす細工
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