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警視庁は定年退職したベテラン捜査員20人を非常勤で再雇用し、
警察署で若手を指導する「捜査技能伝承官」制度を4月1日からスタートさせる。
団塊世代の捜査員が大量に退職している現状を踏まえ、捜査技術の継承を図る。
技能伝承官となるのは、警視や警部といった幹部職員ではなく、
長年捜査に携わり警部補で退職した警察官。
原則として月に16日間勤務し、取り調べや聞き込みなどのノウハウを指導する。
警察署ではリーダー格となるベテラン捜査員が減る傾向にあり、
警視庁は「ドラマの『踊る大捜査線』で、いかりや長介さんが演じた元刑事が
若手の相談相手になっていたが、あんな役割も担ってほしい」と期待を寄せている。
20人のうち、殺人や窃盗事件を捜査する刑事部門の出身者が最も多い14人。
暴力団捜査などを担当する組織犯罪対策部門出身者が4人、
少年犯罪などを捜査する生活安全部門が2人という。
それぞれ、定年時に所属するなどしていた20の警察署に勤務する予定で、
今後、順次増員することも検討しているという。
ソース:東京新聞
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