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3月19日(ブルームバーグ):ショーガールが踊り、バグパイプが鳴り響くスコットランドの雰囲気に包まれた
プロ対象のウイスキー試飲会で、板倉徹氏(33)はプラスチックカップに入ったウイスキーを口に含んだ。
横浜でバーを経営する板倉さんが最後に選んだのはスコッチ・ウイスキー。
ほとんど知られていない日本のシングルモルト「イチローズ・モルト」だった。
パッチワークの帽子をかぶり、あごひげを蓄えた板倉氏は「スコットランドなどにはない個性、
独自の香りが日本のウイスキーにはあると思う」と語った。
日本のウイスキーの評価が世界で高まっている。昨年には、アサヒビール傘下ニッカウヰスキーの
20年物シングルモルトと、サントリーのブレンドウイスキー「響」がそれぞれの分野で英ウイスキー専門誌
ウイスキーマガジンの最優秀賞を受賞した。
受賞についてウイスキーの輸入販売を手掛けるウィスク・イーのデービッド・クロール最高経営責任者
(CEO)は「スコッチ業界に対する威嚇射撃」になったと指摘。「日本のメーカーは輸出を拡大し真剣に
取り組み始めている」との見方を示した。
日本のウイスキー販売量は1980年代初めのピークに比べ4分の3以上減少しており、酒類販売全体に
占める割合は1%に満たない。 1990年代には国内の税法改正によりウイスキーが高くなったのを受け、
ワインなど他のアルコール飲料への切り替えが始まった。ニッカとサントリーは国内の販売減少を
輸出拡大で補いたいと考えている。両社の国内ウイスキー市場シェアは計90%。
ブルームバーグ
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
参考画像 サントリー響17年(上) ジョニーウォーカー黒ラベル(下)
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