09/03/22 10:18:32 PwKNY6Rm0
男女対等の家庭像を理想としたフェミニストの大きな誤算は、結婚もせず、家庭も持たない独身男が増えてしまったことにある。
一九九五年、ウィンドウズ95発売以降のIT革命は、年収百億円のサラリーマンや六本木界隈のIT成り金族をうみ出す一方、
リストラにおびえる大企業会社員や不安定なフリーター、所得、所属のないニートに至るまでの階層分解をもたらした。
成り金男に複数の女が群がり、貧乏な男は徹底的にもてない。
でも男は困らない。
バーチャルな世界でコンピューターの美少女と恋愛ゲームを楽しんだり、金を出せば風俗嬢のぬくもりを手に入れることができるからだ。
大企業の会社員の男でも過酷な仕事に費やす時間が多い分、私生活は自分のために使いたいとシングルを好み、
彼女がいてもなかなか結婚しようとしない。
「玉の輿」だ、セレブだと騒いでも、それを実現できる女はごく僅かである。
日本の男に見切りをつけた一部の女は、外国人へ目を向け始めるが、文化の違いや言葉の壁はたやすく超えられるものではない。
結局、「負け犬」や「オニババ」という言葉で、女が女自らを自己規定し、同性を差別化するようになってしまった。