【社会】「トリアージ」進まぬ周知 災害、事故時の治療優先順位付け 医師「人命救助 協力を」at NEWSPLUS【社会】「トリアージ」進まぬ周知 災害、事故時の治療優先順位付け 医師「人命救助 協力を」 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト1: ◆KIHA55jUA2 @キハ55φ ★ 09/03/21 15:09:42 0 大規模災害や事故の際、負傷者の治療の優先順位を決める「トリアージ」が九州でも浸透しつつある。 2005年の福岡沖地震や大分市の造船所で26人が死傷した1月のタラップ落下事故では、駆けつけた医師らが行った。 だが、市民の多くは「『避けられる災害死』を出さない」という意義を知らず、「早く診ろ」と判定に不服を訴えることも。 医師は「市民の協力なしには救える命が救えない」と理解を求めるが、容易ではない。 「選別」を意味するトリアージは、医師たちが負傷者を救命不可能の「黒」、緊急を要する「赤」、 治療を遅らせても影響がない「黄」、緊急処置が不要な「緑」に色分けし、札を付ける。 効率よく、多くの命を救うための取り組みだ。 大分市の南日本造船大在工場での1月の事故。大分三愛メディカルセンター(同市)の玉井文洋医師は現場に急行、 負傷者の搬送順位を決めるトリアージをした。死者2人と重軽傷者24人が次々と病院へ運ばれた。 「ショックが大きすぎたのか、負傷者が叫ぶこともなく静かだった」。 こう振り返る玉井医師だが、一方で、救急隊が「何で何もしないのか」と責められる声を聞いた。 救急隊はトリアージで、死亡した男性に黒色の札を付けた。「黒」と判定されれば、医師たちは別の負傷者を診る。 しかし、同僚がシートに寝かされたままの姿を見た作業員は「助かるやつを優先するんだ…」とやりきれない思いを口にした。 福岡沖地震では福岡市内の病院で行われたが、「緑」と判定された人が腹を立て、札をちぎり、再び判定を求めるケースもあった。 判定に従わない負傷者が増えれば混乱は避けられず、市民への周知は欠かせない。 だが、現状では医療者でさえ正確に理解していないこともあるという。 大分県内の医療者や消防職員向けに毎月、学習会を開く玉井医師は、市民向けの啓発は今後の課題と指摘する。 ただ「周知しすぎると、負傷者が重傷を装って『演技』する恐れもあって悩ましい」とも打ち明ける。 災害医療に詳しい九州医療センター(福岡市)の小林良三救急部長は「多くの人に意義を知ってもらうため、 行政との連携が必要」と訴えるが、手付かずの状態という。(社会部・田中伸幸) =2009/03/21付 西日本新聞朝刊= http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/84439 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch