09/03/18 19:30:03 NMY2rmR00
>>475
ベストアンサーに選ばれた回答tsune00さん
誤解があるようですね。
「ひゅうが」級護衛艦も、ちゃんと自艦で対空・対潜・対艦装備を有しています。
昔の軍艦のように、砲塔などで武装しているわけではありません。搭載ヘリの運用の邪魔にならぬよう甲板の隅っこになっていますが、
16セルのミサイル垂直発射機(Mk41VLS)に、対潜ミサイルとESSM(個艦防御対空ミサイル)を装備しています。
定数は、対潜ミサイル8セル、対空8セルですが、ESSMは1セルに4発装填できますので、対潜ミサイル8発と、ESSM32発を装填できることになります。
たかなみ級などの汎用護衛艦からすると、半分の弾数ですが、「ひゅうが」級は、
護衛隊群旗艦として随伴艦艇を伴って運用される艦ですから、自艦の防衛装備としては十分でしょう。
当然、護衛艦の標準装備となっている近接防御用の20mmCIWS「ファランクス」も有していますし、
搭載のCH-60K哨戒ヘリは空対艦ミサイル「ヘルファイア」を搭載できますので、一応、対艦攻撃能力もあります。
(Mk41VLSには、その気になれば対地・対艦用の「トマホーク」巡航ミサイルを装填することも可能です。
一応、自衛隊は専守防衛ですので、現時点ではそうした強力な攻撃能力を持つミサイルを搭載する予定はありませんが・・・)
フェイズドアレイレーダーを使った優秀な管制システムであるFCS-3改と、対潜哨戒ヘリを搭載していますので、
不用意に近づいた航空機や潜水艦は、視界に入る以前に探知され、もし対艦ミサイルで攻撃をしたとしても、ESSMやCIWSで防御できるでしょう。
別回答にあるとおり、視界内まで接近しての攻撃は防御が困難ですが、
そこまで接近してしまうと、その航空機や潜水艦そのものも、無事に離脱することが大変困難となります。
ぐぐってみた