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フランス南西部の海岸に生育する松の樹皮エキス「ピクノジェノール」とアミノ酸の一種、アルギニンの組み合わせが、
軽中度の勃起(ぼっき)障害(ED)改善に効果があることが、小林製薬の臨床試験で分かった。
ピクノジェノールは欧州などで古くから血流改善薬として、アルギニンは日本でも血流改善効果などが知られる。
試験では平均51歳で軽中度EDの男性12人が2種の成分を含むサプリメントを8週間摂取した。
4週間後から勃起硬度が高まり、唾液(だえき)中のテストステロン(男性ホルモン)も増えるなど、
7割の人が明らかに改善した。半面、副作用は1例もなかった。
同社は「医薬品のような急激な変化はないが、穏やかで副作用のない効果が臨床的に確認できた」としている。
3月18日15時38分配信 産経新聞
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