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正解1文字、うっかり板書 都立高入試で約10校
東京都立高校入試で、受験生に試験時間などを知らせる際、国語の漢字書き取り問題に
正答が導き出せるような黒板書きをした学校が10校程度あり、都教育委員会が、該当校に、
全員に点数を与えるよう指示していたことが16日分かった。受験生が不平等とならないように、合格発表前に加算処置をした。
入試は2月23日にあり、最初の試験科目の国語で、「幹線道路をチュウヤの別なく車が行き交う」を、「昼夜」と漢字に直す問題があった。
都教委によると、この日は全日制173校、定時制55校で入試があったが、JR中央線の信号トラブルで、
午前9時の開始予定を2時間繰り下げるなどの影響が出た。このため、試験時間変更を知らせる板書で「昼食」「昼休み」などと書いた学校が、
少なくとも10校程度あったという。
試験終了後、採点する高校から「『昼』という字を板書してしまった」などの問い合わせがあった。
都教委は、学校側に該当問題(2点)を全員正解にするよう通知した。都教委都立学校教育部は
「試験では文字などを記した掲示をしないと慣例で運用していたが、今後はマニュアルの整備などを検討したい」としている。(宮本茂頼)
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