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★23区で唯一、渋谷区議会では喫煙可能 禁煙求める声も
健康増進法により受動喫煙の防止が求められるなど官公庁での禁煙が進むなか、東京都
渋谷区議会の委員会では現在も喫煙が認められていることが16日、分かった。議会での喫煙を
認めているのは23区内では渋谷区だけで、渋谷区の場合、ベテラン区議の1人が喫煙している。
現状は同法に抵触する可能性もあり、傍聴者や他の区議からは禁煙を求める声が上がっている。
喫煙が認められているのは、同区議会の総務区民委員会。同区議会事務局は産経新聞の取材
に対し、同委員会では喫煙に制限がなく、受動喫煙を防止する措置も講じていないとした上で、
区議1人が喫煙していることを認めた。委員会室の灰皿は、事務局が用意しているという。
同委員会以外は禁煙を申し合わせているが、同区関係者は「(喫煙区議が)ベテランなので、
若手区議も事務局も禁煙を言い出せない」と打ち明ける。
同委員会のある区議は「(この区議は)今期も喫煙していた。委員会で喫煙すること自体がおかしい。
健康増進法を無視している」と憤り、別の若手区議も「渋谷区はたばこ税による収入が多いので喫煙を
正当化する傾向がある。法律と税収は切り離して考えるべきだ」と指摘。傍聴する区民からは
「たばこの煙が流れてくる」「受動喫煙するのではないか」と健康を心配する声もでている。
産経新聞の調べでは、23区内の委員会室を含めた議会内で喫煙を認めているのは、渋谷区だけだった。
杉並区議会では、平成14年の同法制定以前から独自に禁煙。板橋区議会では同法に先駆け、
5年から禁煙を申し合わせている。板橋区議会事務局は「当時は愛煙家議員も多く、根強い反対意見が
あったが、健康促進の観点から合意にいたった」と説明している。
産経新聞 2009.3.16 21:35
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