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15日午前4時55時頃、横浜市戸塚区東俣野町の国の重要文化財「旧住友家俣野別邸」から出火、
木造2階建ての同別邸を全焼したほか、隣接のプレハブ小屋約50平方メートルも全焼した。
戸塚署によると、出火当時、現場は無人で、けが人はいなかった。現場に火の気はなく、
同署は放火の可能性もあると見て出火原因を調べている。
同署によると、同別邸は改修補強工事のため、アルミ製フェンスで覆われており、フェンス内に人が立ち入ると
警備会社に通報するセンサーが設置されていたが、作動は確認されなかったという。
プレハブには、工事用具などを保管していた。
旧住友家俣野別邸は、旧財閥の住友家の東京本邸に対する別邸として1939年に建設。柱や梁(はり)、筋交いなどを
外部に露出させ、中世以降のヨーロッパ北部で見られる建築様式を採用した和洋折衷の貴重な建築物とされている。
2002年10月、相続税の物納財産として住友家から国に所有権が移り、04年7月に国の重要文化財に指定された。
(2009年3月15日09時13分 読売新聞)
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