09/03/14 21:26:30 0
不況の深刻化とともに、路上生活者のための炊き出しに並ぶ行列が伸びている。そんな中、隅田川に
かかる駒形橋(東京都墨田区、台東区)では、近隣住民からの苦情を受けて3月末で炊き出しが
中止になる。ベテランのボランティア団体が12年続けてきた活動だけに、ほかの団体にも不安が
広がっている。
5日午後2時、墨田区側の駒形橋近くの「隅田川テラス」と呼ばれる川沿いの遊歩道に長い列ができた。
NPO法人「山友会」が行う毎週木曜の炊き出しだ。パック詰めのご飯を求めて349人が集まった。
並んでいた男性(71)が、「炊き出しスケジュール」と書いた紙を見せてくれた。曜日ごとに各団体の
炊き出しの場所を支援団体がまとめたものだ。東京の東部地域の木曜の欄は「14時~隅田川・駒形橋」の
1カ所だけ。浅草の商店街で路上生活を送るこの男性は「ここがなくなれば木曜は腹をすかしたまま寝て
しのぐしかない」と肩を落とす。
山友会の代表ルボ・ジャンさん(64)によると、昨年9月、遊歩道を管理する東京都第五建設事務所の
職員から「場所を変えて欲しい」と申し入れがあったという。12月に「3月いっぱいで駒形橋下の炊き出し
行為を中止する」という文書に署名した。「せめて寒い時期だけは」(山友会)と3月末までになった。
第五建設事務所は、河川法に基づき「公共の空間で独占的な使用は認めがたい」と指導してきた。
管理課によると、近くに児童公園があり「子どもが声をかけられ怖がる」「狭い道で並んでいると通りにくい」と
いった苦情は07年度から少なくとも十数件あったという。同事務所の担当課長は「昨今の厳しい経済情勢は
理解しているが住民の苦情もないがしろにできない。両立できればいいが難しいところだ」と話す。
>>2以降に続く
ソース
asahi.com URLリンク(www.asahi.com)
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