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タクシーで移動しながら空き巣を繰り返した二つの中国人窃盗グループを、警視庁が相次いで逮捕していたことがわかった。
同庁幹部によると、両グループの犯行は首都圏で計約400件、2億円に上るとみられ、逮捕された男らは、
「タクシーだと職務質問を受けず、警察に捕まらない」と供述しているという。
中国人窃盗グループが、日本人運転手を雇って中古車を使うこれまでの移動手段から、新たな手段に変え始めたとみられ、
同庁は警戒を強めている。
同庁幹部によると、今年2月、さいたま市内の民家に空き巣に入り、現金約250万円などを盗んだ窃盗容疑で逮捕された
林杰被告(24)(窃盗罪などで起訴済み)ら4人は、犯行の拠点としていたJRの市川駅(千葉県市川市)付近から
この民家に着くまでの間、金町駅(東京都葛飾区)と大宮駅(さいたま市)でタクシーを2度乗り換えていた。
内偵中の捜査員は、4人が外出の際に所持していなかったバッグなどを持ち、深夜にタクシーで戻ってくる姿を
度々確認していた。
林被告は逮捕後、「警察に告げ口する日本人運転手を雇うより、職務質問も受けないタクシーの方が安全」と話し、
途中で乗り換えた点については、「運転手に覚えられないようにするため」と供述したという。
同庁は、林被告らがタクシーを使って首都圏で計約100件(被害総額約5000万円)の盗みを繰り返していたとみて
裏付けを進めている。(続く)
(2009年3月14日14時42分 読売新聞)
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