09/03/14 09:48:52 0
(>>1から続く)
与謝野財務相は、今月十日の閣議後会見で「財政規律派の仕事は一時、公演中止。
経済改革のためにはあらゆる手段を取る」と述べ、赤字国債の発行を容認する考えを示した。
ただ、巨額の公費を投入しても、公共事業中心では波及効果は限られる。
みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストは「世界景気後退の根本的原因は
米国の過剰消費の調整にあり、将来世代の負担を増やす財政出動で需給ギャップを埋めるのは反対だ」
と効果に疑問を示している。
<赤字国債> 歳入不足を穴埋めするために発行する国債。財政法に基づき公共事業や出資金に
充てられる建設国債とは区別され、発行には特例法が必要。建設国債が負債に見合う
公共施設などの資産も将来世代に残すのに対し、赤字国債は借金の負担だけを残す違いがある。
赤字国債の発行額は小泉政権以降、縮小してきたが、景気悪化による税収減を受けて拡大、
2009年度当初予算では25兆7150億円の発行を予定している。
以上