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★西松事件の裏にもっと根深い闇…元東京地検検事が読む
民主党の小沢一郎代表の公設秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕された西松建設事件は、
小沢氏以外の政治家にも波及する可能性が出てきている。果たして検察はどこまで踏み込むのか?
元東京地検検事で弁護士の郷原信郎氏は、事件の裏にはもっと根深い闇が横たわっていると指摘する。
「今回の容疑は規模や悪質性からいって、それほど大きなものとは思えない。
にもかかわらず、衆院選が迫るこの時期、検察は政治に極めて大きな影響を与える強制捜査を断行した。
常識的に考えると、この事件だけで捜査が終わるとは到底考えられない」
【小沢立件なら自民側も同様】
郷原氏は、その根拠として「今回の事件で特捜部は(1)西松系の団体にまったく実体がない
(2)献金を小沢氏の事務所に直接持ち込んだり、振り込んだのが西松建設である-という2点を立証する必要がある。
それが証明できた場合のみ有罪に持ち込める」と説明。
そのうえで、「『政治団体から献金を受け取ったのだから問題ない』という小沢氏の言い分は法律的には通る。
同様のやり方で献金を受け取った政治家は、これまでも多数いるはず。
小沢氏の秘書だけを逮捕するのは不自然で、この件以外の疑惑があると考えるのが自然だ」という。
実際、西松建設のダミー団体から献金を受けたりパーティー券を購入してもらった派閥や議員も、
額の大小は別として自民党の二階俊博経済産業相を筆頭に多数にのぼっている。
郷原氏は「与党であっても、先の2点を立証する必要がある。
逆に言えば、小沢氏側が立件されるなら、自民党側も当然立件されるだろう。
小沢氏側が立件される一方で自民党側の取り調べが単なるポーズで終わるようだと、
検察は小沢氏を狙い撃ちしたと非難されても仕方がない」と話している。
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