09/03/17 10:02:18 8GItkw1B0
竹中平蔵:私は日本を明るくする道は、まだあると思います。日本には希望と絶望があるが、
私は2つのことをやれば、希望の部分もあると思うのです。
最大の問題は、今、私たちが非常に厳しいグローバル競争の中に置かれているというグローバル教育を徹底してやることです。
韓国ではすごいことが起きています。1997年にアジア通貨危機でやられて、グローバル競争というのは本当に怖い、
韓国なんかひとたまりもないと思った。しかし、そのときに生き残った企業というのは徹底してグローバルで戦っている
企業だったのです。だから、今、韓国の普通の人たちは、自分の息子や娘はグローバル企業でグローバルな競争に
勝っていけるような人間に育てないと将来はないと思って必死になっている。お金のある人、借金できる人は、
子どもをアメリカの小学校、中学校に行かせているのです。
今、アメリカの小学校、中学校、高校で外国からの留学生の統計をとってみると、韓国が一番多いのです。
子どもが行くものだから、お母さんがついて行きます。お父さんが、国内で逆単身赴任やっているのです(笑)。
これは社会問題になっていますが、でも、そこまで必死になっている。
しかし、日本は某大手自動車メーカーと家電メーカーがあって、そこが税金払ってくれるから、そのお金を使わせて
もらえるから、原油の値段が上がって、燃料費が上がったら、ちょっと政府に出してもらえるんじゃないかと思って
いるのです。でも、その大手企業はしたたかに海外に出て行くし、国内での基盤が低下しているのです。
今のところ、まだもっているけれども、日本も韓国のように本気になってやらなければいけない。
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