10/07/31 16:35:20.28 ksiQzEKc BE:1055242087-PLT(12001) ポイント特典 株優プチ(news)
sssp://img.2ch.net/ico/kitawa2.gif
知識の活用になお課題 解釈力・説明力が不足
30日結果が公表された2010年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)では、算数と数学で応用力を問うB問題の平均正答率が5割を切るなど、
知識の活用力に課題を残す結果になった。新しい学習指導要領の完全実施を控え、宿題や休日の勉強時間が増加するなど「脱ゆとり」の傾向もあらわれた。
今回の結果からは、図表や文章から情報を読み取ったり、身につけた知識を基に説明したりする力が不足していることが明らかとなった。
中学校・数学Bで出題された、2段構造の道具箱の動きを説明する図形問題の正答率は10.0%、無解答も42.9%に上った。
問題自体を理解できなかったり、解答の表現方法がわからない生徒も多くいたとみられる。
東京理科大の沢田利夫嘱託教授(数学教育)は「図形や数式の知識があっても数学的に説明する力が弱い」と分析。
新しい学習指導要領では日常生活に即した「数学的思考力」が重視されるが、沢田嘱託教授は「限られた授業時数で教えるには教員の力量が重要になる」という。
国語でも、複数の資料から条件を満たす目覚まし時計を選び、理由を書かせた問題の正答率は65.7%。
必要な情報を読み取り、説明する能力が不十分との結果となった。中学校では架空の新聞記事を題材に感想文を書かせる問題の正答率が52.6%とふるわなかった。
3年前に続き、2度目のテストとなった中3生。正答率が低かった円の面積(小学校)と同じ分野の問題(円柱の体積)を出したところ、
正答率は43.2%。面積の公式を理解しないまま中学に進学し、つまずいている様子がうかがえる。国語のスピーチに関する問題でも同じ傾向が出ており、文科省は「継続的な指導が必要」としている。
URLリンク(www.nikkei.com)
依頼92