10/07/30 16:51:47.79 QOw63oto
亀仙流の甲羅みたいに、これ一冊読み通せればいつの間にか思考力が伸びてるよって本ないの?
思考力つけ土台作り
高濱先生の1時間半の授業は、内容が多彩で、やることが次々と変わっていく。
まずは、四字熟語集。
「鶏口牛後!」「鶏口牛後!!」
「経世済民!」「経世済民!!」
先生が100の熟語をリズムをつけて読み、全員が続く。まだ1年生だが、おかまいなしだ。
「3年生まではリズムのある言葉をどんどん吸収する時期。音で覚え、大人が使うのを耳にすれば意味や漢字は4年生以降でいい」
続いて「キューブ、キューブ!」と先生が叫んだ。みんなは慌てて、カバンから立体教具「CUBE×CUBE」を出す。
立方体がいくつかくっついた七つのパーツをすばやく机に並べ、背筋を伸ばした。「話に耳を傾け、俊敏に行動することの徹底。それが高学年の学力につながる」と言う。
なんと、先生が自分の額に一枚の絵をペタッ。汗でくっついた? いや、かけている眼鏡の上に乗せたのだ。みな笑ったが、
これも絵に注目させる先生の仕掛け。次は、この絵と同じ立体を、各自のパーツを組みあわせて作る。
次は計算練習。「スタート!」。先生は腕時計を見つめる。できた子が「ハイ」というと、秒数を告げた。
タイムを記録し、回を重ねるごとに速くする訓練だ。「勉強は他人ではなく、自分との競争ですから」
高濱先生は、東大大学院を修了し、予備校で大学受験生を教えていた。だが、どうしても伸びない子たちがいた。
計算は速いが、考える問題になると思考停止する。みんな幼いころに嫌がるおけいこや勉強を親に無理やりやらされ、ダメ扱いされた経験があった。
低学年までの教育が間違っていると思い、1993年、幼児と低学年25人の塾を始めた。いまは年中から中3まで、
関東を中心に103教室を持つまでに成長した。めざすのは、「論理的思考力のある勉強好き」を育てることだ。
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