10/07/27 14:25:31.49 EbDfXNej BE:144149524-PLT(12001) ポイント特典
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加藤智大被告「屈辱的な、母の育て方が影響」
17人が死傷した東京・秋葉原無差別殺傷事件から2年余。
殺人罪などに問われた元派遣社員、加藤智大(ともひろ)被告(27)が27日、東京地裁で始まった被告人質問で
「事件を起こすべきではなかった。後悔している」と述べた。事件を起こした背景に「母親からの育てられ方の影響があった」とし、
幼少期から受け続けた厳しいしつけの数々を列挙し、「屈辱的に感じることもあった」と証言した。
午前10時前、加藤被告は黒のスーツに白いワイシャツ姿で東京地裁最大の104号法廷に入った。
これまでの公判と同様、被告席に座る前で立ち止まり、遺族や被害者が座る傍聴席に向かって、深々と頭を下げた。
加藤被告は淡々とした口調で「私が話をしたことで被害が回復することはないとは分かっているが、
今、自分がやるべき事を最低限やるべきだと考えた」と心境を語った。事件を起こした一番の原因は何か、という問いには、
「言いたいこと、伝えたいことを言葉ではなく、行動で示そうとする考え方です」と述べた。
加藤被告はこうした考え方になった背景として、「事件は母親のせいではない」としながらも、幼い頃からの厳しいしつけを挙げた。
トイレに閉じこめられたり、2階の窓から落とされそうになったりしたと証言。食事を食べるのが遅いことを叱責(しっせき)され、
廊下の床にばらまかれた食事を食べるよう強制された際は、「屈辱的に感じた」と話した。
被告人質問に先立ち、裁判官が今月8、9日に青森県内で非公開で行われた加藤被告の両親に対する尋問の内容を説明。
それによると、母親は「子供の時に(加藤被告を)屋根裏に閉じこめたりしたが、あくまでしつけの一環で不満のはけ口
にしたわけではない」と話し、父親は「妻は子育てで完璧(かんぺき)を求めていた。
妻から私が子育てするから黙ってくれと言われ、口を出さなくなった」と述べたという。
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