10/07/23 11:26:16.64 UQ5YpGJc BE:545797433-PLT(12001) ポイント特典
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─今年でプリキュアも七年目に突入して「ハートキャッチ」の人気もあって、今までにない大人のファンが多く作品を見るようになったりと、色々と節目なのではないかと思っていますが、
大塚さんはこの先、プリキュアという作品はどのように変化していくと思いますか?
大塚 最初から七年を見越していたわけではなくて、スタッフが一話一話、模索して本気で作ってきて、今に至っていると思うんです。
決め事に拘る必要もないし、幼稚園児がプリキュアになってもいいし、男の子がプリキュアでもいいと思っていますし、そこはどうなってもいいとは思っているんですよ。
大塚 スタッフが一生懸命考えて作っていく作品であって欲しいと思います。
中途半端なブランドになったり、ファンに媚びるような作りになったら、作品自体が終わるべきだと思います。
─ファンに媚びるというのは、主に大人のファンにですか?
大塚 僕は大人のファンに向けてプリキュアを作っているつもりは一切ないんです。
それに、媚びだした瞬間、大人のファンにも見向きされなくなると思います。小さい子に向けて一生懸命に作っているから、見てくれていると思うんですよ。
─確かに大人で見ている人は、子供向けアニメだから好きになっているという部分が大きいと思います。
他のアニメは見ないけどプリキュアだけは見るって知り合いも何人かいますし、僕もそうです。
大塚 昔にこだわることはないと思います。時が経つって事はどんどん形が変わるってことですから。
でも外見は変化するだろうけど、その中にある作り手の熱い気持ちだけは変わって欲しくないなぁ、っていうか、今まさに僕らがその作っていく立場なんですけどね(笑)。
そして僕みたいなペーペーが偉そうにそんな事を言える立場じゃないんですけど……。
【大塚隆史(おおつか・たかし)】
1981生2月23日生まれ。大阪出身。東映アニメーションにて、演出助手として「ふたりはプリキュア」に関わる。
「ふたりはプリキュア MaxHeart」から演出家として作品に参加するようになる。
テレビシリーズの演出担当とは別に「映画プリキュアオールスターズDX」「映画プリキュアオールスターズDX2」の監督を務めている。
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