10/07/18 16:28:31.76 j8oay7On BE:759105195-PLT(12001) ポイント特典
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4~6月のパソコン世界出荷、22%増 ほぼ予想通り
【シリコンバレー=奥平和行】米調査会社のIDCは14日、2010年4~6月期のパソコン世界出荷台数が前年同期比22%増の8150万5000台になったと発表した。
欧州景気への懸念が個人消費や企業の投資に影を落とすとの懸念があったが、ほぼ当初予想通りの増加率となった。
メーカー別シェアでは米デルが台湾の宏碁(エイサー)を抜いて2四半期ぶりに2位に返り咲いた。
企業の利用が多いデスクトップ型パソコンの出荷台数が予想を上回り、企業のIT(情報技術)投資の回復がパソコン市場の拡大を支える構図が鮮明だ。
地域別では米国が約13%増、アジア太平洋(日本を除く)が約35%増。欧州(中東・アフリカを含む)も「為替レートや公的債務が懸念材料だったが、当初予想通りだった」という。
メーカー別シェアでは、企業需要の取り込みや成長市場での取り組みの成否が明暗を分けた。
首位の米ヒューレット・パッカード(HP)は米国は好調だったが海外販売が減速。シェアは前の四半期より1.6ポイント低い18.1%になった。
前の四半期に2位だったエイサーは1ポイント減の12.6%となり3位に後退。一方、企業向けが比較的堅調だったデルのシェアが0.3ポイント減の13%となり2位に入った。
別の調査会社、米ガートナーが同日発表した10年4~6月期のパソコン世界出荷台数は前年同期比21%増の8286万7200台だった。
同社は平均販売価格について「下落は続いているが、過去2年間に比べるとペースが緩やかになっている」と分析。
メーカーにとっては収益改善に向けた付加価値の向上が引き続き重要な課題になっている。
URLリンク(www.nikkei.com)