10/07/18 13:52:44.42 1uRZNpQK BE:1303831777-PLT(15333) ポイント特典
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北欧家具の洗練されたデザインと機能、PowerKissのワイヤレス給電
ファストフード店などでは次第にコンセントをテーブル上の便利な場所に設置しているところが増えてきており、無
線LANを使って仕事のメールを送受している姿を見ることも珍しくなくなった。しかし、せっかくの軽いノートPCも、
重たいバッテリーパックやACアダプターを買い足して持ち歩くのでは出費がかさみ、荷物は大きく重たくなってしま
う。
この問題は世界共通のようで、フィンランドのスタートアップ企業、PowerKissはワイヤレス充電器を机などに組み込
み、携帯電話側には円形の小さな受電器をマイクロUSBに差し込んで、ワイヤレスで充電する仕掛けを提供してい
る。上海万博でも展示されているというその方式は、ヘルシンキの空港や市内の喫茶店などで導入済みらしく、映像
も公開されている。磁気共鳴誘導を使うため、送電側と受電側は接近していなければならない。
ハート(Heart)と呼ばれる送電器は机に組み込まれているので、リング(Ring)と呼ばれる受電器を装着した携帯電話
機を机の上に置いておくと、ワイヤレスで充電されるという。フィンランドの家具メーカーの中にはすでにPowerKiss内
蔵の机を販売しはじめているところもあるとのこと。
磁気共鳴誘導によるワイヤレス給電は2007年にマサチューセッツ工科大学(MIT)が実験成功を発表して以来、米イン
テル(Intel)、米クアルコム(Qualcomm)、ソニーなどが効率的に電力を「飛ばす」ための技術の発表が続いている。た
だ、これまで公開されてきた実験模様では、送信側も受信側も直径の大きなコイルで、まだまだ携帯するほどコンパク
トではなかったようだが、PowerKiss のリングは写真では直径4センチほどに見える円形のデザインで、かさばる様子は
なさそうだ。
URLリンク(wirelesswire.jp)
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