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日航機破片数十点、読売新聞記者が御巣鷹で確認
25年たっても色あせずに残る残骸(上野村楢原の御巣鷹の尾根で)=大塚美智子撮影
日航ジャンボ機が1985年8月に墜落した「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)の林で、翼の一部とみられる長さ1メートル以上の板など破片数十点が散乱しているのを、読売新聞記者が9日までに確認した。
日航広報部は「123便のものでほぼ間違いない。小さな破片が残っているとは聞くが、これほど大きな物は見たことがない」としている。
翼の一部とみられる灰色の板には赤く「HAZARDOUS(危険な)」と表記されていた。
茶色のハニカム材のそばに転がった金属製のパイプからは「HYDRAULIC PRESSURE(油圧)」の文字が読み取れた。
日航によると、板は翼の表面部分、パイプはエンジンから動翼などに作動用油を送る油圧パイプとみられる。
当時、捜査を担当した群馬県警のOBは、取材に「破片は9割以上回収した。1メートルを超すような物はないはずだ」と語っていた。
日航広報部は「地中に埋まっていたのが、雨風で地表に出たのではないか」と推測する。
これまでに回収された機体のうち、圧力隔壁や垂直尾翼など事故原因につながる部分は、東京・大田区の日航安全啓発センターに展示されている。
(2010年7月10日20時13分 読売新聞)
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