10/07/06 22:00:25.45 TBGUz/33● BE:466471297-PLT(12501) ポイント特典
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読売新聞「大学の実力」調査で明らかになった大量の就職留年。
背景には、いまだ根強い新卒一括採用とともに、大学全入時代を迎え、学生の質をより重視するようになった企業側の姿勢がある。
◆厳しい実態
「リーマン・ショックの影響をまともに受けたようだ。このままではどんどん留年者が積み上がる」と、
立命館大(京都)の浅野昭人キャリアセンター次長は焦りを募らせる。今春、卒業予定者の21%に当たる約2100人が留年。
昨年度に比べて約500人も増えた。
「去年は4月に内定の山がないので、いやな予感がしていた。今年も山がない。夏から秋口の採用に光があればいいのだが」
と危機感を表すのは、成蹊大(東京)のキャリア支援センター。
今春、学費が半額ですむ卒業延期制度を利用したのは62人と、前年の3割増だったという。
◆新卒志向
本紙の大学の実力調査で判明した、推定7万9000人の就職留年。背景には、不況による採用減がある。
日本経済団体連合会の調査によると、今春採用を実施した企業は91%で、昨年度より5ポイント減。
1997年度の調査開始以来、初の2年連続の減少となった。
この結果、根強い「新卒一括採用」を理由に留年して翌年に新卒者として再挑戦する学生が増えていると見られている。
国は2007年の指針で、既卒者への門戸開放を企業の努力義務として定めたが、経団連調査では、
59%が「(既卒者の採用を)受け付ける予定がない」としている。ある大手企業の採用責任者は「新卒の方が定着率が高く、育てがいがある」と話す。
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