10/07/06 04:12:25.02 A+0iDrwz BE:282654735-PLT(12001) ポイント特典 株優プチ(news)
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サムスン 最強の秘密
技術より“人づくり”で負けた日本
元常務が語る「サムスン社員が必死に働く理由」
― サムスン電子の役員として約10年間働いた経験をお持ちです。成長が続くサムスンの人材育成にはどのような
特徴があるのでしょうか。
吉川 実はサムスンの人材育成は、日本企業に学んだ社員教育の手法が基盤になっています。
サムスングループの創業者であるイ・ビョンチョル氏の指示で、教育担当の幹部が、様々な日本メーカーの施設や
プログラムを調べて回りました。
日本企業が30年前にしていたような研修を、今でもサムスンは実践している。例えば、人力開発院で1カ月近くにわたって
実施される厳しい新人研修は有名です。サムスンの創業者の理念、経営哲学、チームワーク、礼儀などを徹底的に教育する。
しかし私が日立製作所に入社した1960年代半ばには、11カ月にもわたる厳しい研修がありました。
今は10日ほどで終わるそうですが、昔の日本企業は同じような研修を当たり前にやっていた。
多くの日本企業が忘れてしまったような時間とお金をかけた人材教育をサムスンは重視しています。
― サムスンの社員は猛烈な働きぶりで知られています。
いったん目標を決めたら、達成するために全力を尽くす。それがサムスンの社風です。社員には実質的な休みがないと思うくらいです。
土曜も日曜もなく本当に熱心に働きます。 サムスンでは目標を達成しないといけないので、感覚的に土日がない。
そういう風土が本当にすごい。年俸制なので、休日出勤には手当てがつきませんがそれでも働く。
日本企業なら、こうはいかないでしょう。
こんな経験もあります。私が開発部門で工数管理をしようと思って、社員の労働時間を調べましたが、とらえるのが難しかった。
普通なら1日8時間労働で考えるのですが、サムスンには午前2時、3時まで働いてもへっちゃらな社員がたくさんいる。
「どうしてここまでサムスンの人は働くのか」「土日の感覚があるのか」と本当に驚きました。
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