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インドネシア:路上に生きる4歳 将来の夢は警察官--ジャカルタのエスターちゃん
安定的な経済成長を続け、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)のメンバーとして存在感を高めつつあるインドネシア。
一方、首都ジャカルタでは貧困が解消されず、街のあちこちに物ごいで命をつなぐ子どもたちの姿がある。
一人の少女を追った。
エスターちゃん(4)は毎日昼前から夜遅くまで、市中心部のサリナ・デパート前の歩道橋に座る。
弟のサトリアちゃん(1)を抱き、離れて座る母エリスさん(41)の分と合わせて1日の収入は3万ルピア(約300円)ほど。
“仕事”が終わると市北部の鉄道駅構内で眠り、朝6時には通勤客や列車の騒音で目が覚める。そんな生活の繰り返しだ。
エリスさんは6年前、暴力的な夫と離婚し、ジャワ島西部からジャカルタに来た。
家政婦の職を得たが、雇い主から暴力を受け、1カ月で辞めた。
別の男性と再婚し、エスターちゃんを出産。間もなく病気になった長女を救ってくれたキリスト教徒との出会いから、
イスラム教からキリスト教に改宗したところ、夫に絶縁され、やむなく路上に出た。
「エスターを小学校に入れたい」と話すエリスさん。
部屋を借り、商売を始めるため貯金をしているが、現在の夫は仕事に就かずアルコール依存症で、妻子が稼いだ金はすぐ酒代に。
「このままでは養子に出すことも考えないと……」
絵を描くのが大好きなエスターちゃん。「学校でたくさん友達を作りたい」と無邪気に笑う。
「大きくなったら警察官になって、悪い大人をやっつけたい」と話してくれた。
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