10/07/03 14:57:08.83 B6TRMqnI BE:754219474-PLT(12002) ポイント特典
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イランで石打ちによる死刑を言い渡された女性の刑の執行が差し迫っている。
人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルが同国政府に対して執行中止を求めるなど、
国際社会から注目を浴びている。
人権擁護活動に従事する弁護士によると、イラン北部タブリズの42歳の女性は2006年に
姦通罪で有罪を宣告され、石打ちによる死刑を宣告された。女性には2人の子供がいるという。
弁護士は1日、テヘランから電話取材に応え、女性は99回のむち打ちで自白を強要されたと話した。
女性は後に自白を撤回し、不法行為はなかったと主張したが、証拠がないまま裁判官5人のうち
3人の多数意見で死刑判決が言い渡されたという。最高裁でも07年にこの判断を支持する判決を言い渡した。
アムネスティがイランの刑法として伝えたところでは、石打ち刑の執行に際して女性は胸まで
地面に埋められたうえで大きな石を投げつけられる。石が当たって即死することはなく、
苦痛を味わいながらの死になるとされる。イランではこの女性のようなケースは異例ではなく、
石打ちによる死刑を言い渡されるのはほとんどが女性だという。
アムネスティは30日にイラン政府に対し、すべての死刑執行中止と死刑からの減刑を
改めて申し入れた。
米国務省のクローリー次官補も1日、「イランのような近代国家において、このよう
なことは深刻な人道上の懸念を生じさせる」と述べ、「米国の観点から見ると、
不倫を理由に女性を死刑に処するのは適切な刑罰とは言いがたい」と指摘している。
URLリンク(www.cnn.co.jp)