10/07/02 16:32:17.07 5D7LOJ+I
メキシコ湾にある英BPの石油採掘施設の爆発事故を起こしパイプから1日5600キロリットル~9500キロリットルもの原油が漏れた。
安全より採掘技術開発に注力し、過去3年間に760回もの「悪質で故意の安全基準違反」(米労働省)を連発しながら、
当初は事の重大性を認識せず、トニー・ヘイワードCEOが「一体、どうして我々がこんな目に合うんだ」、
「メキシコ湾は広大だ。海全体の水の量に比べれば、流出した石油と分散剤の量など微々たるものだ」、
「私は誰よりも終結を望んでいる。普通の生活に戻りたい」、
「(原油の除去作業に当たる作業員の吐き気や頭痛、呼吸困難は)流出した原油のせいではない。明らかに食中毒も大きな問題である」と言い放って顰蹙を買った。
BPアメリカの社長が招致された下院エネルギー環境小委員会ではルイジアナ州選出議員から「腹を切って死ぬべきだ」とまで言われたが、
スウェーデン人の会長は被害者を"small people"呼ばわり、批判を受けると母国語が英語でないためと言い訳。
ヘイワードも米議会公聴会で神妙な表情で謝罪したのだが、その直後に英国へとんぼ帰りして、自分が所有するヨットが参加するヨットレースを見物。
オバマが視察にきた日だけ、時給12ドルで急募した作業員を視察先の海岸へ送り込んで偽装していたことも発覚。
事故前にガス圧が2倍以上のため慎重な作業が必要と技術責任者は訴えたが、CEOはさらに工期の短縮のため無謀な作業を要求して爆発した。
事故後、技術責任者はCEOとの会話の中で「おいCEO、お前の望み通り、今リグは大火災だ。11人吹っ飛んだよ。どうだハッピーか?」とぶちのめした。
海底の地盤が10km以上割れて、隙間から流出しており事態はより深刻さを増している。
揮発性のある原油は気化して雨水に原油が含まれており、周辺地域では農作物が枯れたりツバメが死ぬなどの被害が見受けられた。
そのような被害を訴える被害者らは8万件以上。アメリカ全土の農作物が全滅するのは時間の問題だとされている。