10/07/03 22:34:25.10 huVUKiQd
蛇道というところに集落があった
蛇の多くいる場所だったのでそんな名前だった
そこでいずれ貧しい冬がきて夫婦を苦しめた
食べ物に困った夫婦は仕方なく冬眠時期に入る蛇を探し食って冬を過ごした
そのうち子供が生まれてきたんだが数ヶ月したころから
子供の体に沢山の鱗が出てきた
鱗の部分を切ってもまた鱗が生えてくる
子供は泣きわめく
村の人間は気味悪がって誰も近づかなくなった
あとになって分かったが夫婦が食べた蛇の中に土地の神様がいたんだ
その土地に蛇が多くいたのは神がいたからだった
呪いを受け継いだその子供は気が狂って
両親を殺した後にどこかへ消えていったらしい
そこは蛇道と呼ばれるていたが近代化が進んで名前も変わった
子供はどこにいったのか、誰もしらない