10/06/30 12:00:32.99 PS12Ievx BE:117331744-PLT(12072) ポイント特典
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小学校から高校までいじめられ続け、性暴力を受けた記憶。「なぜあの時、やり返せなかったのか」
学校は生き地獄だった。
「キモイ」「死ね」。中学時代はクラスメートや先輩から激しい集団リンチを受けた。便器に顔を突っ込まれ、
生きたゴキブリを食べさせられた。
性的に踏みにじられた屈辱は、はっきりと覚えている。ズボンや下着を脱がす行為がエスカレート。教室で
裸踊りをさせられ、卑わいな言葉を叫ばされた。女子生徒からの冷笑を浴び、「この世から消えたくなった」。
そんな中、先輩の野球部員の1人から部室に呼び出され、レイプされた。何度も繰り返されるうち、
男としての自我が壊れていくようだった。
高校では、不良グループに下半身にナイフを突きつけられ、自慰行為を強要され、笑いものにされた。
誰も助けてくれず、ただ孤独だった。「いじめられるために学校に通っていた」。親は、重い障害がある兄にかかりきり。
自分のことで迷惑はかけられない。学校に行かない選択肢は思いつきもしなかった。プライドは崩れ去り、
「自分は生きる価値もない負け犬」と信じ込んでいた。
高校卒業でいじめは終わった。でも、街ですれ違うすべての人が敵に見え、社会での生き方もわからなかった。
苦悩を受け止めてくれる相手もいない。世の中への憎しみばかりが募った。
「できることなら人生をやり直したい。性暴力で受ける心の傷の深さに、男女の差はないと思う」
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