10/06/30 02:22:48.27 eLvXShdW BE:2802991695-PLT(12001) ポイント特典
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若者の街、東京・渋谷には、パラグアイ戦があった29日夜、多くのサポーターが詰めかけた。
景気の低迷や就職難などで、若者を取り巻く環境は厳しさを増すが、この日だけはそうした日常を忘れたかのような熱狂が街を包んだ。
渋谷駅前のスクランブル交差点。午後10時ごろから代表ユニホームに身を包んだ若者らが集まり始め、
交差点の四隅に陣取った。信号が青に変わると交差点の中心を目がけて一斉に猛ダッシュし、
人差し指を天に突き立て「ニッポン!ニッポン!」と雄たけびを上げる行為を繰り返した。
同11時に試合が始まると熱気は最高潮に。携帯電話のテレビで観戦していた
東京都世田谷区の大学3年、久保拓馬さん(21)は「みんなで一致団結できるのもこういう時くらいなので、
日本代表に勝ってもらえるように精一杯応援したい」と興奮気味。
美容グッズ販売店での仕事を終えた20代前半の女性会社員3人組は、
着替えて渋谷へやってきた。横浜市の田中芽衣さん(20)は
「普段はサッカーとか興味ないし、ルールもよく分かんないけど、みんな応援してるし波に乗ろうと思って」と屈託がない。
一方、近くのデパート脇で客待ちをしていたタクシー運転手の市角広一さん(53)は「渋谷は異常ですよ」とまゆをひそめた。
過去3戦では、興奮した若者たちが通りがかりのタクシーの屋根の上に乗るなどの騒動が起きた。
市角さんによると、代表戦の夜には渋谷に近づかないというのが、タクシー運転手の「常識」。
市角さんも、この日は試合開始前に「大人の客が多い」という青山へ移動した。
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