10/06/27 16:17:34.02 6vdjovpY BE:327852847-PLT(12005) ポイント特典
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アウトソーシングまで減少、09年度のIT市場動向から言えること
当然と言えば当然なのだが、やはりゾッとするねぇ。
何の話かと言えば、2009年度のIT市場の惨状のこと。
6月17日に電子情報技術産業協会(JEITA)が、
国内のソフトウエアとソリューションサービス市場規模を発表したのだが、
その数字を見ると特にSI開発の落ち込みがひどく、対前年度比 12%減である。
「そりゃ、リーマン・ショックの直後だから仕方ないでしょ」とすましていられるか・・・やはり無理である。
実は、気になるデータはSI分野以外のところにある。
ソフトウエアとアウトソーシング・その他サービスも、それぞれ対前年度比で8%減となっている。
アプリケーションパッケージやミドルウエアの売り上げを示すソフトウエアはともかく、
アウトソーシング関連が落ち込んだのが気になる。
ちなみに直近では、 2006年度にSIが対前年度比6%減と落ち込んだが、
その時もアウトソーシングは同7%増だった(ソフトウエアは同12%増)。
このアウトソーシング・その他サービスには、保守サービスも含まれるので、
ユーザー企業がその支払いをガンガン削ったことがうかがえる。
フルアウトソーシングを止めたという話もいくつか聞いたので、
アウトソーシング費の削減も当然含まれるだろう。
いずれにせよ、アウトソーシング関連が大幅に減少したのは非常事態。
しかも、ユーザー企業のITコストの抑制傾向は今後も続きそうだ。
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