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第５６回青少年読書感想文全国コンクール 乙武洋匡さんに聞く（その１）
◇もっと自由に もっと楽しく
◇人間はみんな違って当たり前－－「五体不満足」著者・乙武洋匡さんに聞く
ベストセラー『五体不満足』の著者、乙武洋匡さん（３４）は一貫して「みんなそれぞれ違っていて当たり前」と訴え続けてきました。
今春まで３年間、小学校の教壇に立ち子どもたちと接した経験から、その思いを新たにしたようです。
読書も一人一人が思い思いの方法で自由に楽しめばいい。
青少年読書感想文全国コンクール（主催・全国学校図書館協議会、毎日新聞社）の募集が今年も始まりました。
あなたもこの夏、自分らしい本との付き合い方を見つけてみませんか。【構成・佐々本浩材】
－－乙武さんはほおやあごと短い腕を使って文字を書いたり、本も読まれます。いつごろ習得されましたか。
３、４歳のころから義手でつかんだ鉛筆で字や絵を描いたりする練習はしていたのですが、なかなかうまくいかなくて。
幼稚園の時に、ほっぺたと腕の間でクレヨンとかをはさんで描き始めたら、
そっちの方が器用にできてしまうことに気付き、義手の練習はしなくなりました。
（中略）
－－いろいろなジャンルの本を読まれていますね。
高校時代は『三国志』『十八史略』にはまって授業中もこっそり読んでいました。
みんなが良しとするものが本当にいいのかなあと目を向ける性格なので、三国志も蜀（しょく）じゃなく、呉が好きでした。
（呉の初代皇帝となった）孫権の兄で、若くして死んでしまう孫策（そんさく）という武将がいます。
そんなマイナーどころが好きだったりしました。はまったきっかけは三国志を扱ったテレビゲーム。
ゲームも悪い面ばかりが語られがちですが、そういう入り口もあるのかなあという気がします。
以下ソースで
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