10/06/23 22:30:47.95 xf1O39Lh BE:369428055-PLT(34203) ポイント特典
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八王子でアワビの陸上養殖に成功-「森のアワビ」で商標登録
精密機械の加工などを行うアミネックスで6月23日、「閉鎖循環型陸上養殖」によるものとしては全国で初めてとなるアワビの
試食会が行われた。
閉鎖循環型陸上養殖は、養殖の際に発生した汚水をろ過や殺菌などを通して、きれいな水にし、再び水槽に戻すタイプの
養殖のこと。
広大な敷地を必要とせず、閉鎖された空間の中で養殖を行うため、外気の環境に影響されにくいという特徴がある。
八王子でのアワビの養殖については、同社の関連会社で機械加工などを行うエクセルと国立東京工業高等専門学校が
2008年6月から共同研究を行っており、同社工場内に養殖施設を作りアワビを育ててきた。
社員15人ほどの中小企業。八王子からアワビを商品化しようと、2007年5月には「森のアワビ」の名で商標を登録。
暗く静かなところを好むアワビの性質と語感のよさから名前を付けた。
その後、工場内の6畳ほどの部屋に水槽を持ち込んで研究を始めた。開始時に投入したアワビの数は400匹。
「2メートル40センチの水槽2つと、ろ過装置を設置して養殖している」と同社の平間さん。
水道水に塩分やミネラルなどを追加した「人工海水」を使用し、排水を使ってマングローブなどの植物を水耕栽培する研究
を進めるなど、環境にやさしい養殖の形を追求。
現在、130匹のアワビが成育している。
「生存率は現在主流の海面養殖、かけ流し養殖と遜色(そんしょく)ない」。
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すし職人の手で調理された、八王子産養殖アワビを試食している様子
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