10/06/12 20:07:04.90 FfQ4lDeP BE:351414454-PLT(12001) ポイント特典
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自転車での世界一周を目指す兵庫県姫路市出身の西川昌徳さん(26)が一時帰国し、
来春まで徳島市で“羽休め”する。07年7月~09年12月に中国からインドまでの8カ国を訪ね、
計1万7000キロを旅した。来年4月にヨーロッパを目指して再びペダルをこぎ出す予定で、
西川さんは「10年かけて世界中を巡り、いろんな人との出会いを楽しみたい」と話す。【深尾昭寛】
西川さんは徳島大の出身。徳島市の中心商店街活性化を目的に今月、オープンした施設
「まちなかキャンパス」でスタッフとして働くことになり、5月からは同市内で暮らす。学生時代に、
がんと戦いながら自転車による世界一周を目指す夫婦と出会ったことなどをきっかけに、
自らも挑戦を決めた。当初は、中国・上海を起点に、1年半でユーラシア大陸を横断する計画だったという。
テントで寝泊まりしながら中国南部を通り、ラオス、タイ、カンボジアと巡ったが、08年5月の四川
大地震発生で、いったん中断。被災地で、がれきの撤去や仮設住宅の建設補助など、復興ボランティアに
約4カ月、携わった。
再開後、チベットへ。「チベットの青空は宇宙の青色」との知人の言葉が忘れられず、高山病で
一度はリタイアしながらも、世界一高いとされる標高5200メートルの道路を走破。「見上げた
空はまさに宇宙の青でした」
「現地での出会いや暮らしが楽しくて」と各地で長期滞在し、ネパールでは資金が底をつき、現地で
オリジナルジーンズを作ってインターネット上で販売したことも。幸いに約80本が売れ、売り上げの
一部は現地の小学生らのために寄付した。
西川さんは「これからも長く旅を続けたい。徳島にいる間、世間からどんなリアクションがあるのか、
旅の成果報告などを通じ見つめたい」と話している。
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