10/06/12 07:28:21.31 LhZqeXhh BE:1428741465-PLT(12001) ポイント特典
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※ バスの運転手の年収1300万円をどうとらえるか?
ここで前田さんは、興味深い事例を1つ挙げてくれた。
「以前、大阪市のバスのベテラン運転手さんの年収が1300万円であることが報じられて
大きな話題になりましたよね。年功賃金でその金額になっているという、典型的な人基準です。
仕事基準で考えれば、当然、是正されてしかるべきなのですが、そういう私の意見に対する
反論もあったんです。それは、『たくさんの人の命を預かる大事な仕事なのだから、決して
高過ぎる給与ではない』という反論です。
しかし、バスの運転手というポジションは、その『責任の大きさ』『仕事の難しさ』
『影響の大きさ』という点において、市場(顧客)や納税者から見て、年収1300万円こそが
最も適正な金額だと言えますか?
日本全国の300万人弱の地方公務員の平均年収をご存じですか?退職金部分や手当ても
含めると、ざっと1000万円です。全員の平均がですよ。どんなに控え目に見ても、
「3割はオーバーペイになっている」と私は思っています。
つまり、ざっくり言って30兆円(1000万円×300万人)の3割、9兆円がオーバーペイに
なっている可能性が高いということです。日本全国で言うと、民間も入れた総給与額は
260兆円(2008年度)ですから、低く見てその2割がオーバーペイとしても52兆円
(2009年度の税収は36兆9000億円)という莫大な額が、価値とは関係のないところに
払われている可能性があるのです。このお金があれば日本の失業率をゼロにすることが
できますし、消費税を上げる必要もないのです。」
公務員の“高給取り”をどうとらえるか?―人事コンサルタント、前田卓三さん
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