10/06/11 23:59:12.63 E5y3ak4W
雫「すごーい、朝靄でまるで海みたい」
聖司「ここ、オレの秘密の場所なんだ。もうじきだぞ」
聖司「これを雫に見せたかったんだ」
聖司「おじいちゃんから雫のこと聞いてさ。オレ、何も応援しなかったから。自分のことばかり考えてて」
雫「ううん、聖司がいたからがんばれたの・・・」
雫「あたし、背伸びしてよかった。自分のこと、前より少しわかったから・・・」
雫「あたし、もっと勉強する。だから、高校へも行こうって決めたの」
聖司「雫、あのさ・・・」
雫「・・・・・!?」
聖司「オレ・・・、今すぐってわけにはいかないけど」
聖司「オレと結婚してくれないか?」
雫「・・・・・!?」
聖司「オレ、きっと一人前のバイオリン作りになるから・・・」
聖司「そしたら・・・」
雫「うん・・・」
聖司「ほんとか!?」
雫「うれしい!そうなれたらいいなって思ってた」
聖司「そうかぁ!やったぁー!!」
雫「待って・・・、風冷たい」
雫「きゃっ」
聖司「雫!大好きだ!!」