10/06/11 21:07:30.23 qpUpECqn● BE:961315182-PLT(12072) ポイント特典
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今日(6/10)放送のNHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』に、
市民団体が「貸本漫画は不健全でけしからん!」といって貸本屋に詰め寄るという、
なんというか、とてもタイムリーなシーンがあったので紹介します。
以下、ドラマの中で市民団体のみなさんが、貸本漫画を罵る台詞から抜粋。
「愚劣な貸本漫画が日本の将来を担う子どもたちにいかに悪い影響を与えるかあなたたちも考えていただきたい!」
「下品でどぎつくて陰湿で、ウチの子どもには絶対に読ませたくありませんわ!」
「暴行、傷害、殺人、いかがわしい迷信、エログロナンセンス、どれもこれも恐るべき低俗さで実に非文化的だ! 子どもに犯罪の芽を植え付けかねん!」
「ニッポンの子どもたちがこんなものに関わっていたら、国の品格に関わる!」
「マンガは明るく健全でなければなりませんわ」
「マンガは良い子のものですよ!」
「『不良図書から子どもを守る会』としましては、小中学生に貸本漫画を貸し出さないように要望します!」
それはさておき、ドラマではこの市民団体が去った後に、佐々木すみ江がこんな台詞をいいます。
「自分は正義だって思ってる人ほど、恐ろしいもんはないねえ……
これじゃ、戦争中と同じだよ」
ごもっとも。
脚本家は、今現在の青少年健全育成条例の騒ぎを念頭に、
自分たちの正義を振りかざして表現を排除しようとする人たちの醜さを描いたのでしょうか? それとも偶然の一致でしょうか?
どちらにしろ、大変興味深く見ることができました。
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