10/06/09 11:15:01.36 MCccI3O/ BE:2580134459-PLT(12001) ポイント特典
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フェリス女学院140周年 宮坂学長に聞く
フェリス女学院(本部・横浜市泉区)は1日、創立140周年を迎えた。日本で最初の女子教育機関として
1870(明治3)年に学院が誕生して以来の使命について、記念事業に取り組む同学院大学の宮坂覺学長に
聞いた。
アメリカからやって来た女性宣教師がこの年、学院の基礎を築いた時、日本にはまだ「キリシタン禁制」も
残り、女性には市民としての権利はほとんどなかった。
「そんな時代に女性の自立を夢見て女子教育を始めたのは、画期的だった。今や『お嬢様学校』と見られが
ちだが、当時の進取の気質を思い出したい」
教育理念に「For Others(他者のために)」を掲げる。創立当時とは社会も変わったが、女子大
の役割は今も大きい、と考える。
「現代社会には、生活に根ざした視点で物事をとらえる女性の感性を積極的に生かしたい局面が多い。『世界
平和』も大切だが、身近な隣人との平和から考えることで、一市民として社会にどう参画していくか実感でき
るのではないか。そうした女性らしい持ち味を伸ばす教育は女子大ならでは」
今年は大学の教養科目に、140周年記念の特別科目「『フェリス女学院で学ぶ』ということ」も設けた。
同学院と社会のかかわりを卒業生や教員らが語る。25日は公開講義で、特別ゲストで松沢成文知事が講師を
務める。
「行政のトップが大学へ来て、生でどんなことを話してくれるのか。いつもの講義とは異質の話題を刺激に
して、社会に目を向けてほしい」
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