10/06/08 11:23:33.84 zFoeHs2r BE:4495924-PLT(12001) ポイント特典
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有害マンガ 保護者「業界は自主規制を」 PTA協議会が調査
性描写などを含む「有害マンガ」について、小中学生の保護者の多くは業界の自主規制に期待し、条例などによる
規制拡大を求める声は大きくない―。そんな実態が、日本PTA全国協議会の調査で分かった。東京都の
青少年健全育成条例改正案を巡る論議にも、影響を与えそうだ。
調査は改正案提出前の昨年11月に実施。小学5年と中学2年の保護者3624人(回収率75.5%)が回答した。
子どもに影響を与える「マンガやコミック、雑誌」についてPTAに望む取り組みを選択式で聞いたところ、「有害図書の
販売自主規制や積極的な対象年齢の表示を要望」が1位の47.6%、「コンビニや書店で区分陳列する運動の推進」
が2位の45.2%。「自治体の規制を要望」は24.9%で5位、「有害図書の範囲拡大」は11.3%で最下位の7位だった。
調査結果報告書の解説で明石要一・千葉大教育学部教授は「親たちは有害図書と思うマンガ・コミック、雑誌に懸念を
抱いているが、条例等による自治体の規制や有害図書の範囲の拡大は望んでいない。関係者の良識ある自主規制に
期待している」と分析した。
子どもの教育環境で困っていることをたずねる質問では、1位が「ゲームの悪影響」6.9%で、続いて「遊べる場所の少なさ」6.2%、
「子どもに携帯電話を持たせることへの不安」5.7%となり、「雑誌・マンガやビデオの内容が子どもに与える悪影響」は20位(1.0%)にとどまった。
子どもに見せたくないマンガや雑誌があるか、との質問に「ある」と答えた保護者は、小学生60.1%、中学生55.4%。
その理由を選択させる質問では、「安易な中絶や猥雑(わいざつ)な性描写」「レイプなどの性暴力の肯定的な描写」などが
上位を占めたが、ほかの選択肢も「いじめ・恐喝を助長」「援助交際・出会い系」など表現規制問題にかかわる項目が並ぶ。
テレビ番組の「見せたくない理由」に「内容がばかばかしい」「夢がない」といった選択肢があったのに比べ、偏りが感じられる。
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