10/06/01 14:39:54.90 hqUGu935 BE:119484858-PLT(12001) ポイント特典
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iPhoneのアプリで言えば、東洋経済の『会社四季報』などが売れています。あんな分厚い本は持ち歩くわけには
いかないでしょう。でも、iPhoneの中に入っていれば、いつでもどこでも使えます。これは便利だと思います。
たとえば、月500円で2000人の会員がいれば、売上は総計100万円。会員1万人なら、売上500万円。
たとえば、本が2000部しか売れなかったらビジネスになりません。
出版界では今後どんなビジネスを展開していくべきか。僕はトークライブをやるべきだと思っているんですよ。
古いビジネスモデルでいうと、講演会です。出版界より先にデジタル革命の洗礼を浴びた音楽業界を見ると、
いろいろなヒントがあるのではないかと思っています。
iPadのようなタブレット端末が普及してきたら、僕はパソコンを捨ててしまうかもしれません。パソコンの起動の遅さ、
消費電力の多さはどうしようもありませんから。同時に、タブレット端末が普及すると紙媒体は急速に
消えていくような気もします。
完全デジタル入稿にすれば、iPad一台で充分です。利益率も高く、みんながハッピーになれる。そういう
小集団がたくさん出てくるのがこれからの流れだと僕は思います。出版社は寄稿家という“タレント”を抱え、
マネジメントも含めたことをする小さなプロダクションのような存在になるのかもしれません。
デジタル化により出版のビジネスモデルが徐々に厳しくなってきているなか、出版社は原点に返るのではないかと
僕は考えています。だって、最初は出版社も机と電話一本で商売を始めたわけじゃないですか。
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