10/05/31 19:40:30.64 W93aHQ+u BE:2285986368-PLT(12001) ポイント特典
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かつて新製品を次々と生み出してきた日本の家電業界は衰退の一途をたどり、この数年は
特にアップル、アマゾン、ビジオなどの米国勢に押されることが増えている。
経営不振が続きリスクを嫌う日本の家電メーカーは、既製製品に改良を重ねることに終始
した結果、資金力のある韓国サムスン電子に得意分野で大きく水をあけられることになった。
日本企業がハードウェアとスペックを優先する一方、海外の競合企業は、使いやすさを重視
してユーザーインターフェースやソフトウェアに力を入れている。
日本企業は、薄型テレビ、デジタルカメラ、コンピューターゲームなどでは現在も世界を主導
する立場にあるが、PC、携帯電話、家電といった分野では日本国外での存在感はないに等しい。
また日本で成功する外国の家電メーカーはごくわずかだ。
業界の幹部やアナリストによると、そういった状況の一因は、日本と海外の消費者のニーズが
異なることだという。
細部にこだわる日本の消費者は、さまざまな機能がついた日本製品を購入し、分厚い取扱説明書
の隅々まで目を通すことを好む。ほかの国の消費者は、機能が絞られ操作が簡単な新製品を購入
する傾向が強く、どこの国や会社で製造されたものかはあまり気にしない。
iPadブームが示す日本製品の転換期 / The Wall Street Journal
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