10/05/29 06:22:02.80 faKS4l3x
「ルイズ……、お前、可愛かったんだな……。
が、頑張ればできるじゃねえか」
「なにそれ。可愛くなんかないもん」
「か、可愛いって。まるでレモンちゃんだ」
「レ、レモンちゃんじゃないわ。というかレモンちゃんてなによ」
「肌がすべすべで、レレレ、レモンちゃんだ」
夢中になって、ルイズの首筋に唇を這わせながら、才人は呟く。
脳内は既に花畑なので、自分が何を言ってるのか、
才人自身が理解していなかった。
「ばかぁ……。こんなことするサイトなんてキライなんだから……。
ちょ、や、やめ……」
「わ。 ここはもっとレモンちゃんじゃないか。
こ、ここなんかどうしようもないほどにレモンちゃんだ」
「はう。 ……わ、わたし、よくわかんないんだけど、
ほんとにレモンちゃんなの?」
「そうだよ。 とりあえず、
レモンちゃん恥ずかしいって言ってごらん」
沸いている、というレベルを光年の単位で超えている才人の茹だったセリフだが、
ルイズも根は相当なアレなので、なんだかそれがロマンチックな響きに聞こえた。
というか一旦こうなったら、結局ルイズはなんでもいいのだった。
その辺の趣味は、才人よりある意味ひどい。
「レ、レモンちゃん恥ずかしい……」