10/05/25 17:33:54.68 J/tpv6R7 BE:239807322-PLT(12100) ポイント特典
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景観整備急ピッチ 名古屋・有松地区
同地区の旧東海道は幅員が約6メートルしかなく、道路両側には電柱が並び、車がすれ違うのもぎりぎりだった。
このため、観光客や住民らからは「危険なうえに、電柱や電線で景観が台無しだ」との声が出ていた。
こうした声に応えようと、地元商工業者らの団体や住民組織などで、「有松東海道無電柱化の会」を2006年に
結成し、住民に理解を求め、名古屋市や緑署へ働きかけてきた。当初、工事の影響を受ける約350軒の中には、
「一方通行になると生活が不便になる」などと反対もあったという。同会では住民集会を何度も開いたり、町内会の
協力を得て、反対する人の家を訪ねて詳しく説明したりして、工事にこぎつけた。
08年10月に着工し、名鉄有松駅前の中町交差点から有松郵便局までの約320メートルは、すでに電線の地中化が
完了。この区間は、30日正午から東向きに一方通行となる。さらに6月末までに、白く着色された歩行帯(約1メートル)
の表面に切り込みを入れて、石畳風に仕上げられる予定だ。今後、地区内の残りの旧東海道も整備する計画だという。
同会では「多くの人の協力で、工事を進めることができた。電線がなくなり、旧東海道を歩いていても、空が広がったように
感じる」と喜ぶ。また、同地区の整備事業を進めている市の緑都市整備事務所では「今後の景観整備のモデルケースに
なるのではないか」と期待している。
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